- May 1, 2006
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米マイクロソフト、ニューヨークタイムズと共同でニュース配信ソフトを開発
マイクロソフトが米有力新聞のニューヨークタイムズと共同で、MSの新技術を活用した新しい新聞メディアのニュース配信システムを開発した。ITMediaニュースによると、マイクロソフトが米シアトルで開かれた新聞編集者のコンベンションで「Times Reader」の試作品を発表した。
「 Times Readerでは、MicrosoftのWindows次期バージョンWindows Vistaに組み込まれるディスプレイ技術「Windows Presentation Foundation」を活用して、PCの画面上でNew York Timesを読みやすくした。
新聞紙面のようなルック&フィールを提供し、読者は自分の好みに合わせて表示をカスタマイズすることが可能。例えばフォントやウィンドウのサイズを変更すると、段組とフォーマットがそれに最適な形で再配列される」(ITMediaニュース)
マイクロソフトはこの配信サービスの開発キットを希望するメディア企業に提供していくそうだ。インターネットの普及により、新聞などの既存メディアは大きな影響を受けている。特に新聞は部数が大幅に減少する可能性も指摘されており、厳しい経営を迫られている企業も少なくない。
マイクロソフトがニューヨークタイムズと共同開発した新ソフトは特に新聞メディアに「電子新聞」の可能性を提案したものといえる。マイクロソフトはこうしたサービスを提供することで、Windows Vistaなどのソフト販売、MSのサービス普及を推進する。多くの新聞社が関心を示しそうだが、新ソフトでのサービス提供は経営の基盤をMSを握られることにもつながるだけに、どのような経営判断をするか注目を集めそうだ。

