- March 11, 2007
- Category: 検索・情報サービス
結局は税金のムダ遣い?--YOMIURI PCの「情報大航海」プロジェクト批判に思う
経済産業省主導によりGoogleに対抗できる国産検索エンジンを開発する「情報大航海プロジェクト」が4月に始まるのにあたって、YOMIURI PCが批判的な記事を掲載しているが、視点は違うもののこのプロジェクトに対して、強い違和感を感じている点では共通している。
YOMIURI ONLINEで呼んだ記事の抜粋では筆者は役所主導による問題点に焦点をあてている。おそらく「トロン」のことを指していいるように思えるが、過去に巨額な研究費を国が投じたプロジェクトを例に挙げている。日本の科学技術開発で役所主導でうまくいったという例はあまり聞いたことはないのは同感だ。今回の「情報大航海プロジェクト」でも参加企業をみると企業名に「N」がつく、おなじみの企業が目に付く。役所のお手盛りで研究費の名目で税金をばらまく構図を心配する。
そもそも役所がでてくる理由はあるのか。市場ニーズ、事業の先見性があればベンチャー企業でも資金調達は難しくない時代だ。しかも今回「情報大航海プロジェクト」に参加している企業には超優良企業であり、市場からの資金調達で1000億円単位の投資も可能だ。今回のプロジェクトは何をするのかわからない危うさを感じる。
昨年、女優を使った情宣活動ではグーグル批判を散々ぶち上げていたが、グーグルに対抗する検索エンジンという構想に批判が高まるとグーグルの対抗ではないと簡単に旗を降ろしてしまう。あいまいなプロジェクトだから税金で、という考え方だとすればおそらく成功はしないだろう。総務省との関係の深い「N」のつく企業を経産省傘下に呼び込む呼び水にしているとみるのは下衆のかんぐりか。








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